思考は現実化しない

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「思考は現実化する」とはナポレオン・ヒルが残した、自己啓発書の元祖のような本のタイトルでもあり、現代でも現実創造論の基本のように語られる言葉の一つでもある。

しかし、本当に思考は現実化するのか?

“思考”をどのように定義するかにもよるが、「思考は現実化する」も「思考は現実化しない」もどちらも正解だと思う。

思考によって行動が変わり、行動によって結果が変わるのだから、その意味では確かに思考が現実化している。

しかし、その一方でどんなに思考で理想を思い描いても全く実現しないというケースも少なくはない。

これには心当たりがあるという人も多いのではないだろうか。

上にも書いたとおり、“思考”をどのように定義するかにもよるし、“現実化”をどう定義するかにもよってその解釈は変わってくると思う。

“思考”とはその字のとおり“思い考える”こと。

あるいは“思い考える者”と言っても良いかもしれない。

つまり『思考とはエゴのこと』ということもできる。

思考が暴走したり肥大化したりした状態が、エゴにとって最も存在しやすい環境なのではないだろうか。

そして、潜在意識系や現実創造論の文脈でよく言われているのが『エゴには実現する力はない』ということ。

エゴは話をややこしくして我々を(というか自らを?)悩ませるのは得意だが、現実を創り出す力はない。

となると、「思考は現実化しない」ということになる。

じゃあ、本当に現実化しているのは何なのか?

それはよくわからない 笑

ただ、思考に振り回されるのがナンセンスなことはよくわかる。

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